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磯出祭 1 神之台挙式 1
右の説明文にマウスを載せるとここに写真が表示されます。 神事を終えた両男女(左男児・右女児)
眠そうな両男女の男児
冠を抑えている両男女の女児
神事に使った盥
左:二宮神社(夫)・右:子安神社(妻)
七年後までの別れを惜しんでいる
寄り添う
一旦離れて再び寄り添う
子安神社と別れる二宮神社の神輿
神之台に向けて車戴

 4:00に二宮神社を先頭に、竹矢来の中から次々神輿が出てきました。1973(昭和48)年の記録では入口とは反対の海側の口から出て来たそうですが、今回2003年は入ってきた同じ口から出てきました。夫の二宮神社の神輿は北側の旧千葉街道にでて一旦西へ少し進みますが、後ろから妻の子安神社の神輿が旧千葉街道に出てくると、双方が近寄って寄り添います。二基の神輿が再び離れると、二宮神社の神輿は高々と持ち上げられました。すると呼応するかのように子安神社の神輿も持ち上げられます。今度は夫の神輿が妻の側へ一気に寄り添いました。まるで次の七年祭までの別れを惜しむかのようです。その後、子安神社の神輿は畑町に向って帰り始めます。これを見送ると、二宮神社の神輿は習志野市の神之台かんのんだいに向けて出発します。神輿は車戴されますが、多くの舁夫達は徒歩で向います。
 途中、幕張インターチェンジのあたりは歩道も無く、インターチェンジから降りてくる車に気をつけながら進みました。鷺沼に入ると伊藤家の駐車場で休憩です。大きな二つの焚き火と暖かい食事で深夜を歩いて来た人々を出迎えます。
 夜がすっかり明けた頃、一行は鷺沼の神之台へ向って出発しました。
  霧が深く、拭いても拭いてもレンズに水滴がついて、お見苦しい写真となってしまいました。

見物するならココ
式場に最後に入る三代王神社の神輿が到着するのは3:00頃、神事が終わるのが4:00頃、この間は一般の人は関係者の背中以外何も見ることができません。
4:30頃の二宮・子安の両神輿の別れのシーンが一番盛り上がります。
三山の神揃や二宮神社の昇殿を見たその晩に夜更かしをして式場に入る神輿を見るか、早起きをして神輿が出るところを見るか、はたまた夜通し祭に酔いしれて翌日からの花流しまで頑張るか。体力勝負の祭見物です。